土地の買付に失敗しました(笑)
これまでの記事でご紹介した通り、大幅な値引きとセットで土地の買付証明書を提出しておりました。結果、満額で購入希望者が現れたため、我々は購入できずでした。その経緯をご紹介いたします。
前回の記事はこちら↓↓
今回、ずーっと売れ残っていた分譲地に買付証明書を提出していました。
その土地はもともとアパートが立っていた場所で、不動産会社が分譲地に整備し、当初は建築条件付き物件で売られていました。
旗竿になっている残り1区画だけが最後まで売れ残っており、最後には建築条件も外れ、値下げ交渉できる条件は整っています。
正直なところ、敷地面積や条件がかなり厳しく、満足が行く家が建たないことは分かっていました。
それでも23区という立地で通勤利便性が高い、また駅近物件だったため、ある程度の値下げができるのであれば購入したいと考えました。
我々が買付証明書を提出したのは月曜日。ただ、銀行ローンの事前審査を終えていなかったため、ハウスメーカー経由で審査を実施。
ハウスメーカーが火曜・水曜とお休みだったため、木曜日に銀行への提出書類を受領、金曜日に提出、翌週の月曜日に審査がおりました。
不動産会社からは、事前審査が通ったら地主と価格交渉します。とのことだったので、週明けの月曜日には地主と交渉いただく予定でした。
ところが、我々が買付証明書を提出したその週末、不動産会社から電話があり、
「満額回答の人が出てきたのですがどうされますか？
booh太郎さんが満額でない場合、申し訳ないがそちらの方に売却します」
とのこと。
その時点で銀行の事前審査も通っておらず、また満額出してまで購入したい土地ではなかったことから、辞退することになりました。
ハウスメーカーの担当営業から聞いたところ、この物件に興味がある人は他にもおり、当然、不動産会社に連絡を取っています。
不動産会社としては満額で売ることで仲介手数料をなるべく得たい事から、他の購入希望者に対し、
「一番手の買い付けが入ってしまいました。ただし、かなりの割引で交渉中です。満額回答を入れたらひっくりかえせるかもしれませんよ！」
と他の購入希望者を焚きつけて、購入を促したのではないか？とことでした。
不動産会社からすれば、利益を得たい気持ちはわかります。ですが、こういう手法を使われるとは思いませんでした。
おそらく、事前に銀行ローンの事前審査が通っていれば、週末まで待たずして地主と価格交渉してもらえたでしょう。
あらゆる可能性に備え、事前準備しておくことは大切だと感じました。
我々は世田谷区民にはなれなかった！
今回の土地は縁がありませんでしたが、もう少し郊外でも構わないので、もっと駅近で広々とした家が建てられる土地にシフトして、これからの家づくりを進めていきたいと思います！
